
「ポリファーマシー」について
ポリファーマシーという用語をご存じでしょうか?多くの薬が併用され「必要以上に薬を飲んでいる状態」のことをいいます。
近年、ポリファーマシーは問題視されています。必要以上の薬を服用することにより、副作用の発現率が上昇したり、薬同士が効果を打ち消しあってしまう可能性があるからです。さらに、飲み方が複雑になることから、患者さんの理解度が低下し、きちんと服用できなくなること、医療費が増加することなどが挙げられます。特に高齢者に多く、複数の疾患を合併し複数の医療機関等を受診されることで発生しやすくなります。
対策方法
お薬手帳を持参する。
かかりつけ薬局を作り、薬を一元管理する。
対策をすることでチェックの精度が高まり、過剰な薬を防ぐことにつながります。薬剤師は処方されている薬が重複投与、相互作用が無いかなどを確認しています。ポリファーマシーに限らず、処方箋がなくとも薬の適正使用や健康に関してお答えできます。 お気軽にアサヒグループの薬局やお近くの薬局へ足を運んでみてください。また、「Olive」のオンラインチャットもあわせてご活用ください。
株式会社アサヒファーマシー室田薬局薬剤師 長谷川哲弥

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~従業員を抱えている企業様へ~

お子様へのお薬の飲ませ方
小さなお子様に薬を飲ませることは、保護者の方にとって簡単な事ではありません。7歳未満のお子様で、医師の指示通り服薬できているのは全体の55%と言われています。年齢別の飲ませ方、ワンポイントアドバイスをご紹介いたします。比較的素直に飲んでくれる 新生児~乳児手を固定しスポイトを使って横抱きで少しずつ飲ませる。縦抱きだと口の中から薬を出し易い。又は水を少量加えてペースト状にし、頬の内側に塗る。味覚が発達し自我が芽生え、ひどく嫌がることが多い 1歳前後~3歳少量ずつ食品と混ぜて飲ませる。少しでも飲めたら褒める、食前やおやつ前に飲ませてみる、服用後は嫌な味が残らないように十分な飲み物を与える。※混ぜると苦みが出てしまう食品もあるので、都度、薬剤師に相談しましょう。納得すれば我慢して飲める 4歳以上水で服用する「おとなのみ」で自信と達成感を持たせる。女児なら3歳半(女児の方が精神の発達が若干早いようです)男児なら4歳以上になると大人と同じように水だけで粉薬を服用出来るようになる。少し水を含ませ(お口に大きな池を作る)喉の奥はむせてしまうので、下顎の前歯の裏側に入れる。
5歳になったら錠剤にチャレンジ!水で飲みこめない時は食事と一緒に飲み込む、プリン・ゼリーなど半固形状の食品を利用する。
以上、いかがでしたか?薬剤師はいつでもご相談をお受けしています。お子様を励ましながら、時には大いに褒め、自信を持つことをみんなでサポートしていきましょう。
株式会社アサヒファーマシー 相南薬局薬剤師 大瀧保子

自宅でのお薬保管方法
薬局でもらったお薬を自宅でどのように保管していますか?お薬の基本的な取り扱いについてご紹介いたします。車の中に長時間放置 ×お薬は、温度や湿度、光などで劣化するため、直射日光を避けた湿気のない室内での保管をお願いしています。よく車に乗るからといった理由で、車内で保管するのは控えましょう。冷蔵保管 △昨今の日本は9月になっても高温多湿な日々が続くため、この時期には薬を冷蔵庫に保管する事も考えるかもしれませんが、その場合冷蔵庫から取り出した際に薬が結露する事もあるためお勧めしません。防湿性の高い容器に移す 〇薬局で計量し分包した粉薬や1回に服用する薬をまとめた一包化など、湿気に弱い状態の薬は自宅でも防湿性の高い缶やタッパーに保管し乾燥剤も入れておくと理想的です。
POINT注射や坐薬など「冷蔵保管」と案内されるお薬は、凍ってしまうことで劣化してしまう恐れがあるので冷蔵庫の中でも冷気の吹き出し口から遠くに置くとよいでしょう。
そのほか、特殊な保管方法のお薬もありますので、かかりつけ薬局の薬剤師にご確認ください。
株式会社あさひ薬局薬剤師 磯川祐人

【はじめに】予防医学はなぜ必要?
はじめまして。この度は「薬剤師チャットOlive」のHPにお越しくださりありがとうございます。本サービスをローンチさせていただきました、運営会社アスノシステムです。
コラム記事のはじめに「薬剤師チャットOlive」の起案に至った背景について、綴らせていただければと思います。
突然ですが、身の上話を失礼いたします。私が18歳の頃、母は乳がんで亡くなりました。その前、私が高校生の頃にお付き合いしていた方の母親が、胃癌で亡くなりました。お付き合いをはじめた当初は、発病の発覚もしていませんでした。
母もその方の母親も、発覚した時にはすでに末期癌でした。
現在、日本の癌の罹患確率は2人に1人です。癌に限らず、病というものは人の生きるパフォーマンスを様々な場面で蝕んでいきます。
そもそも、異変に早く気付くことができたのではないか。それ以前に、未然に防げる方法があったのではないか。
つなげられた命をつなぐために。つなげられた命をつないでいくために。生きている私たちができること。
未病の段階で自分の体と向き合うきっかけとして、もっと気軽に、私たちの身近な医療従事者の薬剤師さんからヘルスケアサポートを受けられるよう、健康相談ができる環境を作りたいと思い、サービスの提供に至りました。働く世代の単身者も増え続けている昨今、自身とその周りの人にも予防医学を勧められる環境づくりを共に始めませんか?
<お問い合わせはこちら>

【11/14(月)】「JASPA ITビジネス創出展2022」ブース出展/トークセッション
11月14日(月)オンラインと大崎ブライトコアホールにて開催される「JASPA ITビジネス創出展2022」に薬剤師チャットOliveがブース出展することとなりました。また、イベントのトークセッションでは、運営会社のアスノシステム株式会社代表取締役社長の齋藤武育が登壇します。ゲストに薬剤師業界に従事されている株式会社アサヒファーマシーの代表取締役会長 堀之内氏をお招きし、世の中ごとの課題を「薬剤師チャットOlive」で解決できるのか、薬剤師業界との関連についてなどを鼎談形式でお話いたします。
トークセッションテーマ 「チャットでヘルスケアサポートができる福利厚生サービスのご紹介」(15:45~16:15)テレワークが増え続けている昨今、社員の健康管理ができていますか?これからの時代、単身者も増え、一層社員一人一人の健康に目を向けなくてはいけなくなりました。薬剤師業界とタックを組み、アスノシステムがITを駆使して、世の中事の課題を解決に導きます。
当日はぜひ、ご来場もしくはご視聴をお待ちしております。
<参加申込はこちら>
※「JASPA ITビジネス創出展2022」とは全国ネットワークのJASPA(全国ソフトウェア協同組合連合会)が主催する、IT業界の最新トレンド情報の収集、並びに企業同士のビジネスマッチングを目的とした展示会&セミナーで、オンラインとオフラインを用いたハイブリッド型でのイベントです。当日はデジタル大臣の河野太郎氏、株式会社インターネットイニシアティブ副社長の谷脇康彦氏よる特別講演も予定されております。