ヘルスケア情報・豆知識

自宅でのお薬保管方法
薬局でもらったお薬を自宅でどのように保管していますか?お薬の基本的な取り扱いについてご紹介いたします。車の中に長時間放置 ×お薬は、温度や湿度、光などで劣化するため、直射日光を避けた湿気のない室内での保管をお願いしています。よく車に乗るからといった理由で、車内で保管するのは控えましょう。冷蔵保管 △昨今の日本は9月になっても高温多湿な日々が続くため、この時期には薬を冷蔵庫に保管する事も考えるかもしれませんが、その場合冷蔵庫から取り出した際に薬が結露する事もあるためお勧めしません。防湿性の高い容器に移す 〇薬局で計量し分包した粉薬や1回に服用する薬をまとめた一包化など、湿気に弱い状態の薬は自宅でも防湿性の高い缶やタッパーに保管し乾燥剤も入れておくと理想的です。
POINT注射や坐薬など「冷蔵保管」と案内されるお薬は、凍ってしまうことで劣化してしまう恐れがあるので冷蔵庫の中でも冷気の吹き出し口から遠くに置くとよいでしょう。
そのほか、特殊な保管方法のお薬もありますので、かかりつけ薬局の薬剤師にご確認ください。
株式会社あさひ薬局薬剤師 磯川祐人

【はじめに】予防医学はなぜ必要?
はじめまして。この度は「薬剤師チャットOlive」のHPにお越しくださりありがとうございます。本サービスをローンチさせていただきました、運営会社アスノシステムです。
コラム記事のはじめに「薬剤師チャットOlive」の起案に至った背景について、綴らせていただければと思います。
突然ですが、身の上話を失礼いたします。私が18歳の頃、母は乳がんで亡くなりました。その前、私が高校生の頃にお付き合いしていた方の母親が、胃癌で亡くなりました。お付き合いをはじめた当初は、発病の発覚もしていませんでした。
母もその方の母親も、発覚した時にはすでに末期癌でした。
現在、日本の癌の罹患確率は2人に1人です。癌に限らず、病というものは人の生きるパフォーマンスを様々な場面で蝕んでいきます。
そもそも、異変に早く気付くことができたのではないか。それ以前に、未然に防げる方法があったのではないか。
つなげられた命をつなぐために。つなげられた命をつないでいくために。生きている私たちができること。
未病の段階で自分の体と向き合うきっかけとして、もっと気軽に、私たちの身近な医療従事者の薬剤師さんからヘルスケアサポートを受けられるよう、健康相談ができる環境を作りたいと思い、サービスの提供に至りました。働く世代の単身者も増え続けている昨今、自身とその周りの人にも予防医学を勧められる環境づくりを共に始めませんか?
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