コラム

私と『スポーツファーマシスト』

オリンピックや3月から始まるWBCのような世界的に大きな大会もそうですが、国内での正式な競技会などでも薬剤師が活躍していることをご存じでしょうか?
『スポーツファーマシスト』(SP)とは、薬剤師の認定資格のひとつで、最新のアンチ・ドーピングに関する専門知識を持つ薬剤師のことです。
今回はそんな『スポーツファーマシスト』(SP)の資格を持つ薬剤師からコメントをもらいました。


SPとしてお話させていただく、追分薬局の馬場友梨です。
SPはオリンピックや先日行われたワールドカップなど、スポーツが話題の時期に注目されたりしています。

仕事としては主に、競技において薬やサプリメントの使用可否の相談を受けて調べたりします。
栄養ドリンクや漢方薬も対象です。
知らずに使用し、「うっかりドーピング」となってしまう事を防ぐために、SP側からの啓蒙も重要です。
※TUEという書類を申請すれば使える場合もありますが、英語での書面作成のため、大変&手間です。


現在、追分薬局ではSPとして関与している患者さんがいらっしゃいます。
新規薬は安全にお使い頂けるよう都度確認し、投薬時にも問題ないことを必ずお伝えしています。
日頃より、患者さんの安心・安全に寄与できる、選ばれる薬局の一端を担える資格を今後も生かしていければと思っています。

株式会社アサヒファーマシー
薬剤師 馬場友梨

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