コラム

低血糖の対策

外出先で低血糖を起こし、手元にブドウ糖がないと慌てたことがある方はいませんか?
実は、そのあたりの自動販売機にある清涼飲料水でもブドウ糖が入っているものならば、1本くらい(150~200ml)で対応可能なのです。
ただし、カロリーオフになっているものは効きませんので注意してください。
また、炭酸飲料も150ml飲むのは大変なので、避けたほうが良いです。

病院や薬局でブドウ糖をもらえなくて困っている方は、現在服用しているお薬を見てみてください。
ブドウ糖が必要となるのは、糖の分解を抑える薬を服用している時のみで、それ以外の血糖降下剤は調理用のお砂糖で大丈夫です。
こちらは20gくらい。もちろん清涼飲料水でもOK。
どうしてもブドウ糖でないと心配という方は、スーパーやドラックストアでも買えるところもあります。

まずは、低血糖を起こさない生活習慣が大切です。
食事の時間がずれる時は、清涼飲料水を1本持っておきましょう。
気軽に持ち運べる飴玉は、即効性に欠けるので低血糖対策にはおススメできません。

株式会社アサヒ函南薬局
薬剤師 鈴木裕子

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